皆さん、こんにちは!
バンダイナムコオンラインではパパ・ママ社員が多く在籍しており、子育てと仕事を両立させながら活躍しています。
そんなパパ・ママ社員の実態はどうなのか?
実際に産休や育休を取得したメンバーにインタビューをしたいと思います。
 

■写真中央:S.K.さん(経営企画部 計数課)
2016年中途入社。
経営企画部計数課にて経理業務を担当。
約1年間産休育休を取得し、2022年1月に現職へ復帰。
現在はフレックスタイム制度を活用しながら、時短勤務をしている。

■写真左:Y.N.さん(エンジニア/アシスタントマネージャー)
2015年中途入社。
新規開発中のプロジェクトのエンジニアチーム内でリーダーを務める。
2021年10月から約2ヶ月間育休を取得。

■写真右:T.M.さん(3Dキャラクターモデラー)
2019年中途入社。
新規開発中のプロジェクトにて3Dキャラクターモデラーを担当する。
2021年3月から約3週間育休を取得。

―皆さんが取得された産休や育休の期間について教えてください。

S.K.:
産休と育休を合わせ、約1年間のお休みを取りました。
初めての出産だったので不安が大きく、上司に色々な相談をしたことを覚えています。
2022年に入ってから業務に復帰し、現在は時短勤務をしています。

Y.N.:
妻と僕どちらも両親が遠方に住んでいることもあって、2ヶ月の育児休暇を取りました。
母体の体調回復には1〜2ヶ月を要すると聞いていたので、これぐらいの期間は必要だと判断しました。

T.M.:
私の場合は、妻が里帰り出産をしたのですが、保育園の入園前の準備を手伝うために3週間の育児休暇を取得しました。

―お休みを取ることに不安はありましたか?

S.K.:
休みに入る前と後でそれぞれ不安がありました。
休みに入る前はちょうど新型コロナウイルスのニュースが出始めた時期で、妊婦への影響が分からずとても不安でした。
今でこそ在宅勤務が当たり前となっていますが、当時はオフィスのある田町まで出社する必要があったんです。
その時は上司が100%在宅で出来るように社内調整をしてくれて、乗り越えることができました。
産休中、そして育休中の不安で言うと、休み中に本決算や会計ルールの変更など大きな出来事が沢山あったので、仲間への申し訳なさは確かにありました。
ただ、みんなが「気にしないでいいよ!」と快く送り出してくれましたし、上司が私に仕事の連絡はするなと、明確な指示を出してくれていたこともありがたかったですね。

Y.N.:
私はチームのマネージメントも手がけていましたので、自分が休みを取ってしまって大丈夫なのかという不安がありました。
ただ、育休でなくても、今後病気やケガなどのアクシデントがあるかもしれません。
ですので腹をくくって自分の役割を細分化して、メンバーの皆さんに引き継ぐことで乗り越えました。
上手く行ったこともあれば、失敗もありましたが、マネージメントとは何なのかを考える良いきっかけになりました。

―子育てをしながら働くという点で、会社の制度はいかがですか?

T.M.:
やはりフルリモートの勤務が可能であることと、コアタイムが11:00〜14:00までのフレックスタイム制であることが助かっています。
始業時間を定時より遅らせることができるので、役所へ出向く用事なども無理なく済ませられますし、子どもが体調不良の時でも、朝一番で病院に連れて行くことができます。
子どもの急な発熱などで急遽保育園へのお迎えが必要な時も、ちょっと仕事を抜けて対応するといった働き方が可能です。

Y.N.:
たしかにフルリモートであることがありがたいですね。
私は通勤に往復2時間ほどかかっていましたので、時間を有効に使えるようになりました。
有給休暇や午前休、午後休なども、家庭の事情に合わせて気軽に申請できますしね。
私の場合は子どもがまだ保育園に通っておらず在宅ですが、ちょっとした面倒を見たり家事を済ませたり、業務と家庭との両立をしやすいです。

―夫婦間の役割分担はいかがですか?

Y.N.:
育休期間中は、妻には体調回復を優先してもらって、料理から食器洗い、洗濯、掃除、寝かしつけまで、やれることはなるべく私がやっていました。
今は、お互いが出来ることを臨機応変に行なっています。

S.K.:
私も、「やらなければいけないことをやれる方が対応する」イメージですね。
やっぱり育児は予定通りに行えるものではなく、何かが突然起こるので…。
ただ、夫は出社することが多いので、大きな括りでいえば平日の担当は私メイン、週末は夫が中心といった感じになっています。

T.M.:
私の場合は、6:30に起床して離乳食をつくり、8:20分に保育園に送っています。
仕事を始めるのは9:00頃からですね。
妻もリモートワークをしているのですが、私よりも早めの8:00頃に始業して、17:00前後には仕事を終えて寝かしつけや離乳食づくりを担当してもらっています。
同じタイミングで仕事と育児、家庭のことが集中しないよう、交代でそれぞれの役割を担うようにしているんです。

―パパ・ママ社員に対して、周囲からの理解はありますか?

S.K.:
基本的に皆さん温かい目で見てくれます。
オンライン会議中にお子さんが映りこんだりすることが度々ありますが、周りもにこやかに「こんにちはー!」とか「大丈夫だよー!」と言ってくれたりするので安心です。
隣でずっと一人遊びをしている子もいて、微笑ましいです。

Y.N.:
隣でお子さんが遊んでいる声が聞こえてきたりしますよね。
オンライン飲み会などもあるのですが、その際にお子さんがひょっこり顔を出して、メンバーから「あ、息子です」と紹介されたり。

T.M.:
音声通話アプリを使っているときに、お子さんの声が入ってきたりすることも普通にありますよね。
子育てをしながら働いている人も大勢いるので、コロナ禍といったことに関係なく、こういったことがすでに日常的な光景になっている気がします。

―他のパパ・ママ社員の情報などは知れたりするのでしょうか?

S.K.:
実は、どの社員に何歳ぐらいのお子さんがいるとか、以前はあまり知らなかったんです。
ただ、社内広報で担当の方が色んな情報を発信してくれており、そういったところで、色々と知ることができました。

Y.N.:
参考になることも多いですよね。
「普段の働き方」や「育児に関する課題」といったコメントもあったりして、興味深く読んでいます。

T.M.:
小学生のお子さんがいる先輩パパ・ママ社員の情報もあって、私も今後の参考にしたいと思っています。

―育児しながら仕事をすることによって、ご自身に起きた変化はありますか?

S.K.:
現在は時短勤務をしているので、業務効率などは強く意識するようになりました。
早寝早起きなど、生活のリズムも規則正しいものになっています。
実は以前、育休から復帰した直後に身体が育児と業務との両立に追い付かず、体調不良になってしまったんですが、そうした反省から、食生活にも気を遣うようになりました。

Y.N.:
メンバーだけでも仕事を完結させられる、そんな体制を整えることの重要さに気づけたのは収穫でした。
先ほどもお話ししたように、私が今後も何らかの理由で仕事から抜けるといった状況は、十分に考えられることなので…。
簡単に実現させることは難しいかもしれませんが、これからその為の仕組みを考えていきたいと思っています。

T.M.:
私もS.K.さんと同じように、規則正しい生活を過ごせるようになりました。
残業が発生しないように早めに仕事を切り上げ、早めに妻をサポートするようにしています。

―バンダイナムコオンラインの行動指針には「ゲームプレイ第一」とありますが、さすがにゲームをする時間は減りましたか?

S.K.:
子どもを寝かしつけた後などに、相変わらずゲーム生活を満喫しています(笑)
ですが、急な夜泣きなどもありますので、大好きなマルチプレイのオンラインゲームは以前と比べてあまりプレイしなくなりました。
やはり、他のプレイヤーに迷惑をかけてしまいますからね。

Y.N.:
私もゲーム生活を楽しんでいますが、S.K.さんと同じ理由で、ソロプレイのゲームが中心になりました。
子どもが産まれる前は、バトルロワイヤルのゲームを遊んでから仕事をするほどだったんですけどね(笑)

―最後に、これからの育児と仕事に関する、ご自身の思いをお聞かせください。

S.K.:
もともとゲームが大好きで、バンダイナムコオンラインに入社しました。
経理という仕事に就いていますが、今後もこの業界で長く活躍できるよう、クリエイティブ系の知識なども深めていきたいですね。
その上で、育児とバランスを取った働き方をしたいと考えています。

T.M.:
どうしても仕事が集中するときはあるのですが、私もバランスを上手く取って、仕事と育児をしっかり両立させたいですね。
ハードワークの印象を持たれがちな業界ですが、バンダイナムコオンラインでは社員に大きな負担をかけないよう、無理のない業務スケジュールを組むことができる環境があります。
子育てにも向いている職場だと思います。

Y.N.:
仕事のクオリティを落とすことなく、ときには上司も頼りながら、余裕を持った働き方を自分自身でつくり上げていこうと考えています。
ちなみに、私自身が育休を取得してみてとてもいい制度だなと感じたので、
もし今後、メンバーから相談されたら「ぜひ取りなよ!」と積極的にオススメしたいですね。