皆さんこんにちは!
今回は、2021年8月に6周年を迎えた『アイドリッシュセブン』に注目し、チームの仕事を紹介いたします。

『アイドリッシュセブン』とは

スマートフォン向けゲームアプリケーションとして誕生して以降、女性を中心に人気を高め、アニメ・音楽・ライブ・グッズなど、バンダイナムコグループ内外のパートナーと連携して多彩なコンテンツを展開する、バンダイナムコオンラインのオリジナルIPです。
2015 年 8 月のアプリ配信開始以降、国内ダウンロード数は400 万ダウンロードを突破。
2018年・2019年にドームライブを開催し、国内外のライブビューイングを含め二日間でそれぞれ約12万人、約16万人を動員しました。
また2018年にはアニメ第1期の放送がスタートし、2022年には第3期の第2クールが放送開始予定です。

そんな『アイドリッシュセブン』について、

・社内で活動するプロジェクトにはこんなメンバーがいます
・プロジェクトでは実際にこんなことをしています

といったことをお伝えしていきたいと思います!
アイドリッシュセブンやバンダイナムコオンラインに興味を持っていただいている皆さんの参考になれば嬉しいです。

今回紹介をしてくれるのは、『アイドリッシュセブン』プロジェクトでマネジメントやプロデュースを担当するメンバーです。
それではよろしくお願いします!

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こんにちは、
アイドリッシュセブン(以下、アイナナ)チームでマネジメントとプロジェクト全般の企画・プロデュースを担当する山田です。
よろしくお願いします。
現在はマネジメント業務が主ですが、以前はライセンス(商品化やリアルイベント)業務を主に行なっており、アプリと連携した施策も担当していたため、その時の事例も出しつつ、アイナナチームの仕事、働き方についてご紹介します。

■プロジェクトを構成するメンバーの職種や役割

アイナナチームには、プロジェクト全般の企画・プロデュースに関わるメンバーとアプリ『アイドリッシュセブン』に関わるメンバーが在籍しています。
それぞれの仕事を紹介します。

●プロジェクト全般の企画・プロデュースに関わるメンバー
プロジェクトの中心となるアプリや音楽だけでなく、アニメ、ライブ、イベント、配信番組、雑誌、商品、広告、タイアップなど多種多様な企画に関わります。
それぞれの企画に対して最初の段階から関わるものもあれば、監修だけを行うものなど、企画によって関わり方は異なります。
例えばアニメであれば、製作委員会、商品、イベント、脚本会議、アフレコ、ダビングなど多岐に渡り関わります。

●アプリ『アイドリッシュセブン』に関わるメンバー
運営企画、グラフィック、シナリオ、海外アプリ担当が在籍しています。

【運営企画】
アプリ全体のスケジュール管理、施策の提案・ディレクション、開発会社との連携などを担当しています。
【グラフィック】
アプリやライセンス(商品)に関連するグラフィック制作と監修、SDキャラ制作、衣装デザインなどの素材制作も行っています。
社外パートナー様との連携も行うため、外注管理の担当者と社内制作の担当者がいます。
【シナリオ】
シナリオ制作、テキスト監修、台本制作を行います。シナリオ制作も外注管理の担当者と社内制作の担当者がいます。
【海外アプリ】
繁体字版アプリ『IDOLiSH7-偶像星願-』の監修・企画を担当しています。

上記の通り、基本的にはプロジェクト全般とアプリ担当で分かれていますが、実際は、アプリの仕事をメインで行いつつも、商品やタイアップ企画などアプリ外での展開に関わるメンバーもおり、お互いに連携しあってプロジェクトの遂行にあたっています。

■アプリやライブ、ライセンス等の様々な企画がプロジェクト内で生まれていく過程

●通常のアプリ運営(アプリ内イベント施策)
アプリ内イベントは運営企画担当が中心となり、グラフィック担当、シナリオ担当を交え会議を行いイベントの選定を行います。
決定したら、運営企画担当は開発会社と連携しイベントの仕様を決定、必要な素材の洗い出しやスケジュールの確認を行います。
グラフィック担当・シナリオ担当は必要な素材を発注もしくは制作を行い、開発会社にお渡しします。
そこからは開発会社の作業となりますが、細かい確認事項が多いため常に連絡を取り合い、連携して作業を進めます。
最後に実機でのテストを行い、リリースとなります。

また、アイナナではアプリとライブや商品企画が連携した施策が多くあります。
ここから先は、私が関わった施策について具体例を出して紹介します。

TRIGGER LIVE CROSS “VALIANT”とアプリの連動
ライブのキービジュアル・衣装デザインのディレクションを担当しました。
ライブ衣装デザインは黒・白の2種を用意し、黒衣装をキービジュアルやアルバムやライブDAY 1に使用、白衣装をDAY 2とアプリのUR覚醒衣装に使用しています。

もともと2種用意するつもりではなく、偶発的にできたもので、
衣装デザインが2種できた時点で、バンダイナムコアーツの音楽チームに相談し、DAY 2に白衣装を使用してもらいました。
予算の都合等で難しい判断でもありましたが、少しでもファンの方に喜んでもらいたいのと、オンラインライブということで「DAY1とDAY2を別々に収録していることが一目でわかるほうがいい」ということもあり、調整の末、採用になりました。
別衣装にする案が決定した後、アプリ担当にそのことを伝えて白衣装のビジュアル作成をお願いし、ライブ終了後にUR覚醒できる仕様にしてもらいました。

 ●アプリ内イベント『モンスターパレード〜モフモフお掃除大作戦〜」
このイベントでは、BANDAI SPIRITSから発売されたプライズ(アミューズメント用景品)のぬいぐるみをアプリ内のイベントに使用しました。
当時、私がBANDAI SPIRITSの商品担当をしていたため、アプリ担当からデザイン使用許可の依頼を受けBANDAI SPIRITSに交渉し、アプリ内イベントが実現しました。
交渉といっても、「アプリに使っていい?」「いいよ!」という気軽な相談から話が発展することが多いです(あくまでイメージであり、きちんと話はしています)。
BANDAI SPIRITSは当社と同じビルの1つ下のフロアにオフィスがあり、毎週社内で定例会を行い雑談交じりで商品開発を進める関係のため、色々な企画が実現しました。
※現在バンダイナムコオンラインは完全リモート環境となっているため、対面での定例会はおこなっていません。

余談ですが、『きらどるぬいぐるみ~アイナナパレード~』が生まれたのもそういう関係があったためです。
ベースにした衣装デザインからはかけ離れた”着ぐるみを着た姿”でのぬいぐるみ提案を受けたのですが、
「この形状にする意味はわからないけど、かわいいし面白いから出してみよう!」
と企画から発売までスムーズに進行しました。
残念ながら発売当初は評判があまりよくなく、クレーンの中に残っているのをよく見かけましたが、ファンの方々がSNSに投稿する写真やイラストによって後から人気になりました。
ありがたいですね。

●アプリ運営担当以外からのアプリ内イベントの提案
『MECHANICAL LULLABY』『星巡りの観測者』『妖万華鏡 空虚咎送り』『ダンスマカブル』というアイドルが映画やドラマに出演し、作中の登場人物を演じるというアプリ内のイベントがあります。
これらは商品企画から生まれたアプリ内イベントで、同イベントをテーマにした『一番くじ』や『アニメイトガールズフェスティバル(以下、AGF)』での商品販売も展開しています。

第一弾となった『MECHANICAL LULLABY』は、最初は一番くじだけの展開予定でしたが、くじの賞品にストーリーをつけたいとBANDAI SPIRITSから要望があったため、「それならアプリ内でもストーリーイベントがあるほうがいい」と思い、アプリの担当者にイベントができないか相談し、実施が決定しました。
また、AGFが近い時期にあるため、連動し商品展開を行いました。

このように職種や役割に関係なく企画の提案ができたり、他社と連携して動くことが多いのが、アイナナチームの働き方の特徴です。

■アイドリッシュセブンチームはこんなチーム

熱量が高く、こだわりを持って業務に当たるメンバーばかりです!
『アイドリッシュセブン』という作品自体に対してはもちろん、アイナナを楽しんでくれる方々、アイナナを好きと言ってくれる方々に対しての熱量が高く、「どうしたら喜んでもらえるか」を常に考えています。
自分たちの作る作品の先には、待っていてくれる人がいる、楽しんでくれる人がいる、それを忘れないことが大事だと思っています。

■次なる大きな節目”7周年”に向けて

7という数字を大切にしてきたアイナナにとって、7周年はとても大事な節目となります。
それだけに、期待していただいている方も多くいらっしゃると思います。
ファンの方に早く言いたい、届けたい、と我々がワクワクするような企画をお届けできるように、チーム一丸となって準備しています。
だからといって7周年で終わるわけではありません。
きちんと7周年のあとの未来をお見せすることが、私たちの義務だと思っています。

■こんな方を募集しています!

●アイドリッシュセブンが大好きで、その情熱をビジネスに生かすことが出来る人
6周年を迎えたプロジェクトですので、作品の知識が0だと勉強する内容が膨大になってしまいます。
そのため、アプリの内容はもちろん、アプリ外で過去にどんなことをやっていたのか、作品についての知識が豊富ですとスムーズに業務を携わることができます。
特にアプリの運営企画やシナリオ担当の場合は作品に対する知識が重要ですので、選考の基準にもなります。

●ビジネスパートナーをリスペクトできる人、意見がぶつかっても前向きでいられる人
社内・社外でとても多くの人が関わっている作品です。
関わっている人の数だけ考えがあり、作品が好きな人ほど強いこだわりを持っている人も多いです。
そのため、時には意見がぶつかることもありますし、自身の意見が通らないこともあります。
そういう時でも相手へのリスペクトを忘れず、自身の成長に繋げられる人であってほしいです。

●1人で悩まずにすぐに相談できる人
現在、バンダイナムコオンラインは在宅(リモート)を中心とした業務形態になっています。
オフィス勤務よりも各々の状況が見えにくくなるため、自分から声を上げられる人、わからないことがあればすぐに相談ができる人が向いています。
 

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山田さん、ありがとうございました!
アイドリッシュセブンチームの仕事についての紹介でした。

バンダイナムコオンラインでは、一緒にアイドリッシュセブンの未来を創っていただけるメンバーを募集しています!
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よろしければ是非、下記サイトをご覧ください!

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