皆さんこんにちは!
今回は、4月下旬にバンダイナムコオンラインで実施された社内イベント「1 Week ゲームジャム」についてご紹介します。
1 Week ゲームジャムは、普段の業務とは異なるアウトプットを通じて、
・企画力向上
・技術や知見の習得
・社員同士の交流
といったことを目的に記載したゲーム制作イベントで、職務や役職に関係なくメンバーが集まり、指定されたお題のもの、チーム毎にゲームを企画・制作します。
今回は、毎年恒例の「エンタメジャム」とは異なり、制作対象をゲームに特化する形での開催となりました。
※参考記事:「社内でオンライン開催!名物イベント「エンタメジャム」とは?」
■ゲームジャムの概要は?
今回は4チームに分かれ、約1週間でUnreal Engine5を用いたゲームを制作することとなりました。
そして、各チームが制作していくゲームのテーマは、「公平を期すためChatGPTに決めてもらう」というルールで進行しました。
ZOOMで開催されたゲームジャム開会式の中で、ChatGPTに「多義性」のある「動詞」を挙げてもらい、出てきたのは10点。
その中からChatGPTが選んだのは…
「やる」でした!
各チーム、開会式翌日までに「やる」をテーマにゲームの企画内容を考え、
企画発表→中間発表会→最終発表会というスケジュールで作業を進めていきました。
■実際に制作されたゲームの中から一部をご紹介!
今回の1Weekゲームジャムでは、各チームが趣向を凝らし様々な企画のゲームを発表しましたが、本記事では「餌を”やる”」という共通テーマでゲームを企画した2チームをご紹介します。
① テーマ「グレイマンに餌を”やる”」
一つ目は、サバンナを舞台に育成フェーズと襲撃フェーズを繰り返していくディフェンスゲームです。
育成フェーズでは、襲撃フェーズである夜に備えてグレイマンに餌をやり育成。
上手く餌を置いて強いグレイマンを集め、強化します。
その後の襲撃フェーズでは、サバンナの様々な動物たちがグレイマンを襲撃。
両者が戦った結果、残った方がサバンナの勝者となります。
このゲームでは、予想外の動きをする面白いグレイマンの様子や餌をやることができる楽しさ、グレイマンを選別し育成する楽しさを感じられることがポイントとなっています。
中間発表会では大体のゲームの方向性が紹介されていましたが、その後も新たにメカニクス部分の強化を行い追加要素を制作するなど、ゲーム内容が大きく改善されました。
レアなグレイマンが出てきたときはなるべく花畑に誘導してフィールド上にグレイマンを残し、弱いグレイマンは解体して餌にする、といった戦略で、5ステージまでグレイマンが生き残ればゲームクリアとなります。
発表会では、「ゲーム画面はシュールな一方、ゲームメカニクスが面白い」と好評を得ていました。
② テーマ「サメに餌を”やり”、ゴールまで”送り届ける”」
次にご紹介するのは、餌のセット(お弁当)を持たせた可愛いサメのキャラクターが、目的地に向かって競争するゲームです。
サメたちは道の途中で餌を食べ、最速のゴールを目指します。
このチームは、Miroのマインドマップを活用し、企画のアイディア出しを行っていました。
ゲームでは、まずプレイヤーは応援するキャラを選びます。
次に、餌のセット(餌デッキ=お弁当)を作って持たせ、応援しながら結果を見守ります。(レース中はプレイヤーの介入不可)
そして、自己ベストタイムでゴールする or 他のキャラより早くゴールすると勝利となります。
このゲームの面白さは、餌デッキの編成にあります。
様々な効果とその大小が設定されているカードの中から、規定コスト内でデッキ編成を行っていくのですが、他プレイヤーのデッキ編成に対応できるような効果を持つカード編成で対抗したり、効果の高い勝負カードに賭けてぶっちぎりのゴールを狙ってみるなど、駆け引きを楽しめる内容になっています。
効果の高いカードで独り勝ちを狙ってみたものの、その分大きく設定されているカードのリスクで結果はボロ負け…ということも。
そして、特に視聴者から好評だったのは、なんといってもサメキャラクターの可愛さでした。
先程のチームではシュールな動きをするユニークなグレイマンが印象的でしたが、こちらではサメたちのキュートな魅力がポイントになったようです。
オンラインでの制作にあたり、短い期間の中で、コミュニケーションを工夫して課題解決や方向性のすり合わせ等を行い、他の職種の視点から新たな経験値を得るなど、それぞれのチーム・メンバーに創意工夫と学びがあった様です。
また、発表会中にはオンライン上に多くの社員が集まり、制作メンバーに向けて温かいリアクションや激励が飛び交っていました。
以上、一部ではありましたが、バンダイナムコオンラインの1Weekゲームジャムを紹介しました!
また次回、お会いしましょう!