これまでベールに包まれていたバンダイナムコオンラインの新卒採用について、シリーズでたっぷり情報をお届け!

第2回は、人事課 採用担当の小野彩が新卒採用に関する疑問にお答えします。


第1回はこちら

▲人事課 採用担当の小野彩

−バンダイナムコオンラインが新卒採用に力を入れることになった背景を教えてください。

バンダイナムコオンラインが新卒採用を始めたのは2016年。
当社オリジナルIPの『アイドリッシュセブン』をリリースしてIPや事業の展開が加速し始めた頃で、技術面でも経営面でも組織の土台がだんだんと整ってきたタイミングでした。
そこで、これからはバンダイナムコオンラインのカラーを0から創っていけるメンバーを育成する必要性を感じ、新卒採用をスタート。
そこから継続的に採用を行っており、特に近年は「日本発オンラインゲームを、世界へ」のスローガンのもと更なるチャレンジを行うべく、新卒を含めた多様な人材の採用に力を入れている状況です。

−バンダイナムコオンラインに新卒で入社する面白さはどんなところにあるのでしょうか?

学生の皆さんと話していて強く思うのは、バンダイナムコオンラインについて勘違いされている方がすごく多いなと。
というのも「バンダイナムコグループ」という看板から、「大手だからトップダウンでものが決まる」「上から言われたことしかやらせてもらえない」「既存IPを活用したゲームづくりしかできない」というような印象を、多くの方が持たれているんです。
 
でも実際はどれも全く当てはまりません。
質問にシンプルに答えると、バンダイナムコオンラインは「大手とベンチャーのいいとこどり」をしたような会社であり、そこが働く場所として非常に魅力的な環境だと自負しています。
 
つまり、バンダイナムコグループとしての強固な経営基盤や、既存IPによる安定した収益があるからこそ、オンラインゲームという領域で新しいことに果敢にチャレンジできる。それがバンダイナムコオンラインです。
 
社風も大手の安定志向というより、ベンチャースピリットの方が大きいですね。
若手だろうがベテランだろうが、あらゆるメンバーの挑戦を歓迎し評価する風土が出来上がっています。
例えば、数年前に新卒で入社してから『GUNDAM EVOLUTION』の開発に携わりたいと声を上げていたあるメンバーは、今では同タイトルのバトルディレクターを務めています。
他にも、オリジナルIP創出に強い熱意を示していた新卒メンバーが、現在は新規ゲームの開発に最前線で携わっていたりと、年齢や職種に関わらず活躍している先輩メンバーがたくさんいます。

−「チャレンジ精神」がバンダイナムコオンラインらしさを表すキーワードになりそうですね。

それは間違いないと思います。
私たちバンダイナムコオンラインは、国産のシュータージャンルのオンラインゲームを世界に向けて本気で開発している数少ない会社の一つですからね。
 
それから「ゲーム好き」が集まっているというのも、バンダイナムコオンラインらしさのひとつですね。
「ゲーム会社なんだから当たり前だろう」と思われるかもしれませんが、業界でも群を抜いてゲームが大好きなメンバーが多いと感じています。
元プロゲーマーのメンバーもたくさんいます。
バンダイナムコオンラインメンバーのゲーマーっぷりは、同業他社の方にすら驚かれることもあるくらいです(笑)。

−そんな中で、新卒メンバーに求めることはなんですか?

最も大切にしているのは、チームでどのように結果を生み出すか、そのために自分に何ができるかを考えられるかどうかです。
ゲームづくりは基本的に1人では完結しませんから、いくら個としてスキルが高くても、自己の評価やアウトプットにしか目がいかない方とは、残念ながら一緒に仕事はできません。自分だけが評価されればいいではなく、チームをいかに引っ張り、お客様に喜んでもらえるゲームを創ることができるか。
その視点を何よりも大切にしています。
 
特に弊社くらいの規模感だと、エンジニアは開発だけ、デザイナーはデザインだけ、プランナ−は企画だけ……と完全分業というわけにはいきません。
むしろ、いいゲームを生み出すために意見交換したり、毎日のように一緒にテストプレイをしたりと、隣接するスキルに触れる機会が非常に多い環境です。
職種にとらわれずに幅広くいろいろな経験を積めるので、そういう点でもチームの視点を持つことはとても大事だと考えています。
 
また、具体的な求める人物像では「3つの前のめりな姿勢」を大事にしています。
まず1つは、上からの指示を待つだけでなく、自分からどんどん声を上げて、もっといいゲームを創ろうという意識があること。
そして、自ら学び勉強しようという意欲があること。
最後に、自分にしかない経験や視点をプロジェクトに還元しようという気持ちを持つこと。
こういった姿勢の方にとっては、すごく活躍機会に溢れた環境だと思います。

−メンバーの挑戦や前のめりな姿勢をサポートする制度はあるんでしょうか?

もちろんです。
自発的な学習をサポートするため、セミナーへの参加や参考文献の購入に係る費用は会社が負担していますし、自由に利用できるオンライン学習サービスを福利厚生として導入しています。
定期的な勉強会も開催しており、チャットツールを使って開催を告知することで学びの機会を逃すことのないよう取り組んでいます。
 
毎日の働く環境でいえば、現在は在宅勤務がメインなので、プロジェクトごとに毎日必ずオンラインMTGを実施して、メンバーのタスクを確認しています。
また、私は人事の立場として、新人とは毎日面談の機会をつくり、雑談ベースで体調面やメンタル面で困ったことがないか相談を聞いています。
メンター制度も用意しているので相談先の選択肢も多く、新人が迷わないような指針づくりには注力しています。
 
それから制度というわけではないのですが、今後開発に力を入れていくタイトルの多くは、就活生のみなさんと同じZ世代がターゲットになってきます。
ですので、私たち世代にはない視点で意見や考えをどんどん発信してほしいですし、そうした声に耳を傾ける姿勢は全メンバーに備わっていると思います。

−それでは最後に、就活生に向けたメッセージをお願いします。

バンダイナムコオンラインの選考はすごくカジュアルです。
もちろんスーツである必要はありませんし、髪型も自由です。
私たちは本気で、素のあなたの人柄やキャラクターを知りたいと思っています。
ですので、飾らずにいつも通りのあなたで面接に参加してください。
お会いできるのを、そして一緒に働けることを楽しみにしています!

私の『大好き』

今はとにかく格闘技の沼にハマっています。
私が毎日を生きる全てのモチベーションの源泉です。
推しの選手を全力で応援している時間が何よりも楽しみです。